シッタカブッテ

ウルフェンシュタイン3Dの頃に触ったということだけをダシにFPSをシッタカブッテいろんなことを書き捨てているわけだが、実はVOIP越しに顔も知らない人と言葉を交わす行為のロスト・ヴァージンを迎えたのは最近の話である。マイクロ・フォン付きヘッド・セットを入手した時期が遅かったせいもあったのだろう、わたしゃおぼこなんである。
そんで、そのロスト・ヴァージンの模様を何かの足しになればと思い書き記しておくものだ。あれは忘れもしないBattleField 2のデモ版なんとか湾マップ、wakamusha二等兵を隊長とする歩兵分隊にて接敵の際「トタンの向こうに敵兵3名」と叫んだことがわたしの初めてでした。
なお、ここまで詳細に覚えている理由は直後に起こったイヴェントに端をハッスル。ロスト・ヴァージン後に敵兵3名を潰し、前線を押し上げようとそばの長屋にコンボラを放り込んだ際、時を同じくして隊長が意気揚々とその長屋へ走り込んで行ったため「たいちょー、そこ入っちゃぁぉおぉぁあぁー」と音声データを送信した後に「gomennnasai...」とコンボラ由来のチームキリング・ログとともに霊界通信を受けたことから、wakamushaの殊勝な心掛けに感じ入り記憶に至ったわけだ。
あとゲーム攻略に不可欠な、分隊の攻撃力を高める目的にVOIPを用いる戦略も独特の愉悦を齎す。会って30秒もしない部下5人の士気を上げるため、渡河中の目標に対する攻撃でアンブッシュの教科書(孫子)に載っているような内容を適用したことも想い出のひとつだ。見ず知らずの人々が協力し短時間で共通の目的を達成することをコミュニケーションの手段とするオンラインゲームにVOIPが適用されたことで、部下の士気を上げる行為がエンタテインメントに昇華したと言えよう。
あと[JSDF]のタグをつけたクランは矢張り返事が宜しい。状況報告も的確デアル。デアッタ。
あと*知ったかぶって*は片仮名で書くと仏教に似ている。