暖房の効きが鋭いお陰で、最近は角質層のうるおいを失った向こう脛をボリボリ掻く機会に恵まれている。そこで、皮下脂肪と前脛骨筋による弾力を自らの身体が生み出す作用として感じられなくなっていることに気づいた。上皮組織による界面を自意識の心内モデルとして体捌きの基準を作ってきたが、ゆるやかな鋭気の失活に伴い二つめの界面が登場したようだ。すなわち骨である。結合組織万歳!