知識欲旺盛であることはおおいにけっこうだが、欲に任せて集めた知識も忘却の魔の手から逃れることはできない。一旦、対象物を手に入れてしまえば何の努力もなく満足を維持できる所有欲と比べ、大きなビハインドとなる点だ。
これが一歩間違えると書籍の所有欲となり、ならばといって間違えた回避をするとデータの所有欲を満たす行為に陥りガチだ。さらに間違いて情報に対するポインターの所有欲となると救いようもない。
また、自らの知識欲を公のものとすべく書籍の講読を喧伝する行為も前述の所有欲に類する趣向と同等にてわろし。