日本国内で妙ちきりんな会合へ好んで出席する理由は、会話相手の器を把握しやすいためである。業界でも生え抜きでブイブイ──ヴィ・ヴィ──言わせているような連中は、その業界しか、しかも本人の所属する組織しか知らないため、一般的な質問でも本人の常識に囚われた答えを返してくれる。例えば、ある質問に対する「ああ、それは現場の人が主にやってるから」という返答から、当人のパーソナリティについて3割方は把握できる。にっぽんは、いい、くにだなあ。
もちろん、偉そうに講釈をたれる俺でも一般常識に囚われているため、本人のあずかり知らぬところで自らの器を喧伝している可能性は否めない。
ていうか一般常識って冗語じゃないか?*1
あと英語でコミュニケーションする相手の器を知るにはえげれす国の階級を知っておくことが肝要であるところ、日本文化の機微を備えた解説がなかなか見つからなかった。でもこれはいいんじゃないか? 書いてる人の器も丸出しでわかりやすいし。
あと光学的な知識はDIY3Dプリンターを作ってる連中に持て囃されるかもしんない。しんないかもしんない。

*1:と表明するところからも器が知れよう。