リーダブルな間とは、特定の行動を起こす前の時間経過を指すが、定評ある物知りはかせでも間を読み違えることはままある。ところが正確に間を読み取る人種は確実に居るのであり、そいつらに共通する経歴を見た気がするので書く。
この経歴とは、個人間で直接勝敗を争うタイプのスポーツをまともにやったかどうかだ。彼らはフェイントなる概念に慣れており、行動を起こすべき場面のように見えても何かしらの罠であることを警戒する。そのために状況を一歩引いた立場から観察しており、その態度が間を読み取る術に結びついているように見える。この警戒心がないオノオノ方はチャンスとあらばすぐ行動に移すため、なんでか間を読めず浅はかな失敗に至ってしまうのである。
物知りはかせと言えば、トップ国立大学を出た連中とトップ私立大学を出た連中を比較すると明らかに雰囲気が異なるのは面白い。そして、後者を出た連中でも日本とメリケンブリテン(これは厳密に私立と言えないが)で共通した雰囲気を感じるのも面白い。ていうか日本のトップ私立大学の連中はなぜ代々英語が弱いのであろうか。