まだ電話とか培養の話とかしておるのかね、と彼らに受けのよさそうな電話とか培養の話をマクラにしようとすると、既にそういうのは興味ないと。そんで、興味を持っているのはトラディショナルな分野やスピリチュアルな日々だと。見込みのありそうな連中でもこうなのだから、見込みのない成金が見込みのない分野に嵌り込む論理を把握した気になった。というか、見込んでいる相手を見誤っているのであろ。
この論理は、ある人が分野のトップ・グループにおり、聞こえてくるのは顔見知りの名声ばかり、という状況になると別の分野に顔を突っこみたくなるが、様々な理由で突っ込みづらいため、突っ込みやすく見込みのない分野に嵌った現象を示していると言えよう。
昔、顔見知りの集まりに出自の明らかでない変なおっさん・おばさん連が混じっており好奇の目を向けたものだが、こういう変なおっさん・おばさん連は突っ込みづらさを超克して混じりこんでいるので邪険にしないように。経歴を調べると異常だったりするから。