昨今のWeb屋の隆盛をみるにつけ、Web屋の背後には何ラカの社会的構造が潜んでいるのではと踏んでいたところ、Web屋はサーバー屋の尖兵であり、サーバー屋は戦略コンサルタントの尖兵であることを識るに至った。こちとらコンピューター屋の内情から離れているうちに、このような驚異ともいえるピラミッド的階層構造が出来上がっていたのである。
ほんで、これらの役割を統廃合したものと合わせ、Web屋を兼ねるサーバー屋、サーバー屋を兼ねる戦略コンサルタント、Web屋を兼ねる戦略コンサルタントの組み合わせで世のコンピューター屋は成り立っているようである。なお、近年におけるWebクライアントの勃興で以前存在したデータベース屋は他の役割に吸収されつつあり、ピラミッドの階層がひとつ減ったことにも留意したい。また、Google屋は、戦略クライアントが戦略コンサルタントを兼ねているからこそ全ての階層にとって羨ましい存在になっていると解釈できそうだ。