そろそろ参加賞に向けてスタートする季節、とは努力賞とか敢闘賞とかのアレであり、人間性能の高い学生でも出口すらわからないテーマが押し付けられ、そうでない学生でもツールをひねって使うだけでひどく明快でひどく面白い結果の出るテーマが当たったりする季節となった。コーディネイトする側は痛くも痒くもないしまあ参加賞だし、というわけで斯様な科学的態度が間違っているわけではないのであり、お題目はどうあれ敢闘賞も同じだわね。
とりあえず、才能や努力が報われるのではなく、報われた能力や過程を才能や努力と呼ぶのだ。