あと10年ぶりくらいに顔を知らない人とパーティー・チャットをしたところ、ネカマの取扱いに難儀してしまうことに衝撃を受けた。顔の見えるリアル・オカマなら外観からその覚悟のほどを伺い知ることはできるが、文面のみでは特定キャラクターのなりきりと区別をつけられない。話題として踏み込める間合を測る際に躊躇せざるを得ず、中途半端ななりきり野郎と本腰の入ったオカマ野郎の間で会話スタイルを切り替える行為に違和感を覚えるのだ。
そうそう、この距離感の違いをエッセンスと称するのかもしれぬ。
あとネット上の友達をネッ友と言うなら、ネット上のオカマはネッカマではないか。