コンピュータ・ウィークエンドのゴールデン・タイムである薄明において、耳朶を擽るヘヴィー・ローテーション・チューンは

TVアニメ「すもももももも」OP主題歌 最強○×計画

TVアニメ「すもももももも」OP主題歌 最強○×計画

になりつつある。プロットや絵柄や音楽、作品を構成するその全ての要素においてとてもガンガンらしく、チラと目をやる気も失せる本編ではあるが主題歌はお気に入ってしまうのであった。
年を食ったお陰で濃い口のものしか受けつけなくなったか、と感受性の摩耗について懸念に駆られたが、若かりし時分に
KissからはじまるMiracle(「鋼鉄天使くるみ」OPテ-マ)

KissからはじまるMiracle(「鋼鉄天使くるみ」OPテ-マ)

をサブ・PCで再生しつつコブトスで灰色プレイヤーを追っかけていた事例を思い出して胸を撫でおろした次第である。あれだ、爆弾へ点火しつつKal Vas Flamの詠唱を開始し、爆弾カウント2あたりでラスト・ターゲットを連打するとKal Vas Flamの発動と起爆が重なるんだわね。An Ex Porで縛った後に浴びせるとCorp Por+Vas Ort Flamコンボよりも実践的であるため皆も使うように。
あと冒頭で記述したガンガンらしさという点はウェルメイドな偽物っぷりを示唆している。具体的に言えば、偽物だからこそ本物の陥りがちな罠である暗黙の了解を無視し、衆知の唐突性を現出する魅力的な可能性を秘めているのだ。今回の子作りソングの場合、近代では[rakuten:rdownload:10273605:detail]や[song:椎名林檎のなんとかっていう子作りをしましょうって歌詞のやつ]、春歌を本流と定義できるが、そこにラヴ・ソングの一要因として遺伝子を持ってくる行為は偽物ならではの大胆な無知の発露なのである。
あと、当時のPCにとってmp3ファイルのデコードは計算機資源をたいそう消費する大仕事であった。ことを描写している。ことも指摘したい。