本放送の折にチラッと見て正調ダメ人間芸であることを確認し視聴を中断した永井先生の配信は、時代を越えてニコニコ動画のコンテンツと化している。ほんで、『ニコニコ見学』としてキーワード登録された動画を観て本放送当時は理解できなかった面白さをようやく把握した。見学している家人の突っ込みにより、往年の電気グルーヴによるディー・ジェーに似た空気であることを解読できたのだ。打開。なんぞこれー。
あとニコニコ動画へのアップロードに起因してブレイクに至ったことを一考すると、仕事もせず学校も行かず字ばかり読んでいる最近の若者は字幕の言霊だけで面白さを理解していると解釈でき、俺のような字を読まない年寄りにとっては理解の範疇を越えたパフォーマンスであると推察される。
あとWeb日記の創成期はやればできる子がダメ人間を自称していたが、機材さえあればできる動画サーヴィスの勃興によりやってもできない子がダメ人間・コンテンツとして虐げられる時期に到達したのであろう。機材任せにすればするほどやってもできない子の流入が加速するため、今後が楽しみである。
ほんで、やってもできない子こそ金ヅルになることは世の摂理であることを考えると、ここをつっつけばナイスじゃないか。マイクとモデム内蔵の箱をゲーム機とテレヴィの間に挟み、電話線を繋げばその場でWebへ配信できるやつね。あとツッコミ文章もテレヴィ画面上にスーパーインポーズするのね。しまったこれ大発明じゃん。そんで取得したプライヴァシーを加工して売るのね。
あと同時期に流行し、今年に入って復活し、そして盆休み前に姿を消した配信者 http://hatobus.ddo.jp/rec/ の存在も無視できない。復活後、KH-ishな投稿を受けて思わず年齢を明かしてしまった台詞から逆算するに、初出時は脱女子高生ホヤホヤだったわけか、ほえー。てかその当時から技術用語カタカナを尻上がりで発音していたことに驚きである。昔の女子高生は進んでいるな。進めばいいとおもうよっ。