ここまで書いたら、ああ、思い出したぞ。

どんなPKや戦争よりも、ブリ1銀前で船鍵を掏摸取ってガード死した際のアフターマスは記憶に刻みつけられている。
いつものようにヒーラーで生き返って現場に急行したところ、人混みの向こうで初心者さん^^が我が死体から船鍵とお出かけグッズを根刮ぎルートしている光景を目撃した。祈る思いで初心者さん^^に追い縋り、品物に価値のあることを悟られないよう説得し船鍵を地面に置かせて共に船へリコール、(本人も知らないまま)船泥棒の共犯に仕立て上げたドラマは本当に得難いものだったと思い返す。船鍵を掏られたことに気付いた盾持ち剣士が人混みをかきわけて(他PCへ乗り上げるためのスタミナ回復時間にやきもきしながら)やってくる光景を横目に必死で行なわれた新人教育は全く独特であった。剣士さん、ごめん。
なお、地面に置かせたのはトレード・ウィンドウの使い方すら知らなかったためであり、共にリコールしたのはお出かけグッズを取り返すためであった。ちなみに、その初心者さん^^は後日会った際に赤くなっていた。初心者さん、ごめん。
オンライン・ゲームのドラマなんて安直に過ぎるよ、と思われる向きには、

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におけるトロフィーのギミックがUOでは日常茶飯事だったことも伝えておかねばなるまい。
電脳コイル』のようなARなら、*tmper is attacking you*と発言してアタック・メッセージを偽造し自衛による反撃を誘って犯罪者フラグを立てる技とか、呪文に使うパワー・ワードを発言して実際の呪文詠唱を誤魔化す技を応用できそうだ。具体的には、情報ウィンドウを模した実在のフリップを立てておくとか、壁に欠損情報を実在のスプレーで書きこむとかか。