個人ストリーマーとひと昔前のストリートミュージシャンは似ている。ご幼少のみぎりはストリートミュージシャンに対し、さっさとエージェンシーへ所属して収益化すべきと考えていたが、この動画配信時代に個人ストリーマーが組織へ所属して洗練され収益化の道を歩んでいくことを同時代で眺めていると、組織への所属が齎すネガティヴな点や個人勢である価値も理解できるようになった。

で、これを現代の価値観や銭儲けへ結びつけるとしたらこうだ。

ストリートミュージシャンが隆盛した時代を知っている世代は、彼らにそれなりの価値を見出すことができるが、商業ミュージシャンの下部構造としてストリートミュージシャンを捉える世代にとっては何の価値もない。これはストリーマーにも当てはめることができ、洗練された商業ストリーマーを見慣れた世代にとって個人勢は下部構造にしか映らない。これを前提に個人勢の収益化テクニックを考えると、洗練の方向性やコピーすべき・せざるべきところが見えてくる。

で、これを情報商材化するのが銭儲けだ。てか今はサロンか。