海の生き物図鑑で

一匹だけ妙に縦方向の長いクラゲに恐怖を抱いていた。傘の部分はアカクラゲで、触手を含めた体長は最大50mあることを示す挿絵がページ柱からフッターにかけて90度に折れ曲がってもまだ足りないくらいにめいっぱい描かれていた。しかし、アカクラゲを調べてみたらそれほど長くなく、も少し調べるとそれはカツオノエボシの外観と記憶の中で混同していたことに気づいた。ていうか、やっぱり海辺で投げて遊んだものがカツオノエボシじゃん! 危ないじゃん!