誰にも 優しく 愛に生きる人 は アいニいキるひとだった!

歴史を鑑みて、21世紀へ突入した現代でも子供向けの頭のおかしいテレヴィ番組は放送しているはずだ。と思うが、子供向けの頭のおかしいメディアはすでにWebへ移行したのかしら。
あとテーマソングの『おはなはん』は同時期に放送されていた『ズームイン!!朝!』中の『朝のポエム』コーナーのBGMに似ており、バックグラウンドに多用されるシアンと合わせて爽やかな朝を演出するに足るあにきであった。
あと冒頭の釣り人はラショウ似である。
あと『むしむしQ』や『おしりかじり虫』は『天才てれびくん』に双ぶクオリティのウェルメイドな偽物であろう。
あとダヴィド・ドゥイエ・ジュド・ペセ・ドゥモについて、フランス娘ふたりと洞窟へ入って宝物を発見する程のフラ語カ(教科書29ページ目まで、それ以降は講義に出てませーん)を以って取り組んだところ、まずインストラクション・画面でプロトコール・フランセーズに戸惑うこととなった。上移動をZキー、下移動をQキーとするご無体な操作体系を目の当たりにし、ても心配ありません。それはフラ語キーボード独特の配列に従っているだけですから、要求されるヴァーチュオ・キーコード自体はWASDなので大丈夫ですよ。ホームポジションとしては左手をWASDへ適宜、右手は乳首のあるJキーに中指、Uキーに薬指、Mキーに人差し指を置くと良い按配だよね。さて、試合画面では横から流れてくる体捌きをタイミング良く押さえる勝負が始まる。一般的な格闘ゲームといえばボタンをタイミング良く押さえるゲームであり、とりあえず根底に流れるものは同じである。加えて、体捌きの表示により互いの選択肢をディスクローズしてタイミング勝負へ特化させたデザインは、ジャポネ・タツジンの間で読み合いと呼ばれる暗黙の了解をコンテクスト・ヘルプ化しており格闘ゲームの間口を広げている。押さえるボタンを読み合って面白いかどうか知らんが。また、コンテクスト・ヘルプに集中するあまり選手の転しあい、こかしあい、と読むが、このポリゴン・モデルへ視線を向けさせてくれないインターフェイスは間抜けでなんだか笑える。ところが、こちらの見たい選手の挙動はリアルでないため案外許せてしまうのもよい。とりあえず柔道の風景を見せるインターフェイスの好悪は二人のムキムキガチガチオッスメンが半裸で揉み合いながらコロンコロン転がるポリゴン・モデルを見て面白いかどうかの問題に帰結するようだ。総評すれば、格闘ゲームの面白いんだかわからん読み合いを一見さんへディスクローズした点を評価できる対戦型ビートマニアと言えよう。
あと明治生まれによる説法で頻出する、単語の後ろから2文字目にアクセントを置くイタリアンのような発音は、政府の要職が九州や四国出身者で占められていた時代の名残か?
あと冒頭の流れで、台本越しの9歳をみる目でウゴウゴくんとルーガちゃんを眺めていたら『サウスパーク』に登場するガキンコどもの性格は存外現実に即していると感じた。
あと『木枯らし紋次郎』も共有してくれ。してくれと書けば共有されるものでもないが、書いても共有されないのならば書いたほうがましだ。