特定ジャンルの名称を呼ぶ声が聞こえれば自分の名前が呼ばれたような意識を覚え、特定ジャンルを取り上げたメディアが出れば自分を取り上げたメディアと同様の態度で迎え、特定ジャンルの新作が出れば所有済み私物と同様に扱い、といったオタクちゃんの心意気を先頃配信されたPortalを遊んで思い出した。
こういう心意気を備えた種族は、自分のことと同じくらい特定ジャンルを知悉しているため新作を愉しむつもりなど毛頭なく、新たな知見が得られればそれでよし、残念ながら勝手知ったる自分の意識を再確認するだけの作業となっても、自らの無意識を補うための儀式として昇華してしまうのだ。
そうだよな、オタクちゃんの正しい態度はこれだわ。年寄り臭い?
ところでジャンルなる単語は英語に聞こえない。フレンチ・由来か?