苺ジャムといえば

では表出せず
苺ましまろ(1) (電撃コミックス)

苺ましまろ(1) (電撃コミックス)

で明確化した違和感の糸口を見つけたような気になったため覚書いておく。この作品はちーちゃん邸での交流をメインに室内の活劇を描写する物語として浜松における御当地まんがの王座に君臨しているわけだが、全体から漂うオーラは何やら不自然である。ヒラメ顔とか伸び縮みする部屋とかではなしに、生活感の演出に妙な齟齬を感じるのだ。
で、先日ようやく
苺ましまろ(5) (電撃コミックス)

苺ましまろ(5) (電撃コミックス)

を入手してチラチラ眺めていたところ、室内にもかかわらずマフラーやオーヴァ・コートを着用している描写に目を奪われた。ちーちゃん邸はスキマ風の多いアバラ屋であると暗黙のうちに表現しているのか、浜松では東海大地震に備えて室内からすぐ逃げ出せる文化が浸透しているのか判断いたしかねますが、矢張り疑問を呈さざるを得ぬ有様にござりまする。緊張すると敬語のつもりで時代劇語を喋る人っているよね。うむ、左様であるか。
ひとつの描画作業に手をかけられないでは室内の活動に準じた服装、あっ、今ミスタイプして びょうは を変換したら、描破と出てきた。こんな言葉あるんだ、へー。準じた服装を描破している。以上。