(16時05分44秒) @: おれのことをすきらしいコリアンが2人。。。
(16時05分56秒) @: ルームメイトにいわれたw
(16時06分39秒) @: まぁ、向かってくる的はザクで殺す
(16時06分49秒) @: 自動返信:コンピュータの席から離れています。
(16時06分51秒) t: うあー
(16時06分55秒) t: それは危険だw
(16時06分59秒) t: ザクで殺せ
(16時07分05秒) t: なんでザク
(16時07分14秒) @: なんでって
(16時07分24秒) @: シャー専用がいいけど
(16時07分30秒) @: それはシャー専用だからな
(16時07分40秒) t: @専用はないしな
(16時08分00秒) @: @専用のピンクシャイニーガンダム
(16時08分10秒) @: @、いきまうす!
(16時08分15秒) t: ピンクならゲルググだろう
(16時08分28秒) @: つっこまないでくれる?w
(16時08分30秒) t: @専用ゲルググのほうがいい
(16時08分34秒) t: はいw
(16時08分34秒) @: 妄想がとぎれるでしょw

『電脳コイル』はLain 2.0と呼ばれるのだろうか?

電脳世界を舞台にしたフィクションを設定するにあたり、チート全盛期のUltima Onlineにおける経験は大きなファクターになりうる。本来なら家を建てられない荒地を本で埋めて平面を出し違法建築を行う(不動産屋の収入源)とか、特定の処理から逃れるために通俗から外れたファッションを纏う(対ファイアー・ボール用布シャツ)とか、NPCの死体でデュープしたレア品をゲーム外オークションで売りさばく(マネー・ロンダリング)とか、トレード・ウィンドウにおける可視化の虚をついた詐欺(安物を組み合わせてレア品に見せかける)とか、リコール位置の箱ブロッキングをめぐる攻防(たった一つの小箱を壊すための大作戦)とか、(電脳世界を舞台にしたフィクションに欠かせない)不正行為に対するコミュニティの反応とか、電脳世界の奇妙な法則に対する挑戦として(未だに)第一級の戯画であるためだ。

ここまで書いたら、ああ、思い出したぞ。

どんなPKや戦争よりも、ブリ1銀前で船鍵を掏摸取ってガード死した際のアフターマスは記憶に刻みつけられている。
いつものようにヒーラーで生き返って現場に急行したところ、人混みの向こうで初心者さん^^が我が死体から船鍵とお出かけグッズを根刮ぎルートしている光景を目撃した。祈る思いで初心者さん^^に追い縋り、品物に価値のあることを悟られないよう説得し船鍵を地面に置かせて共に船へリコール、(本人も知らないまま)船泥棒の共犯に仕立て上げたドラマは本当に得難いものだったと思い返す。船鍵を掏られたことに気付いた盾持ち剣士が人混みをかきわけて(他PCへ乗り上げるためのスタミナ回復時間にやきもきしながら)やってくる光景を横目に必死で行なわれた新人教育は全く独特であった。剣士さん、ごめん。
なお、地面に置かせたのはトレード・ウィンドウの使い方すら知らなかったためであり、共にリコールしたのはお出かけグッズを取り返すためであった。ちなみに、その初心者さん^^は後日会った際に赤くなっていた。初心者さん、ごめん。
オンライン・ゲームのドラマなんて安直に過ぎるよ、と思われる向きには、

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におけるトロフィーのギミックがUOでは日常茶飯事だったことも伝えておかねばなるまい。
電脳コイル』のようなARなら、*tmper is attacking you*と発言してアタック・メッセージを偽造し自衛による反撃を誘って犯罪者フラグを立てる技とか、呪文に使うパワー・ワードを発言して実際の呪文詠唱を誤魔化す技を応用できそうだ。具体的には、情報ウィンドウを模した実在のフリップを立てておくとか、壁に欠損情報を実在のスプレーで書きこむとかか。

近年における

世界の法則に対する挑戦では、Counter-Strike:sourceのベータ・テストでのスカイボックス内に入れるバグはインプレッシヴであった。キャラクターとスカイボックスのスケールが丁度いいんですもの。